君と旅をした、夢のような時間

田舎のオタクが長文を書く場所

おじさんを偲ぶ

こちらではお久しぶりです!

サイコパス熱をぶり返したことなど、いろいろと書きたいことはある&あったんですが、ブログに足を運ぶことなく、十月もそろそろ終わる頃になってしまいました。

日が暮れるのが早くなって、だんだん寒くもなって、秋の訪れを感じるとともに冬に向かっているな……とも思います。今年は大雪にならないといいなぁ……。

そんなこんなで、はてなさんから、そろそろブログ書きませんか?メールも来たりして、そろそろサイコパスのこと書こうかな~と思っていたところに親族に不幸があったので、そのことについて少し記録しておこうと思います。

 

身バレ防止のため詳細は控えますが、今回亡くなられたのはおじさんと言えども厳密な続柄はおじさんではなくて、数年前に亡くなっているわたしの祖父の弟さんです。

祖父は確か男五人、女一人の六人兄弟の長男でした。わたしが物心つく頃には弟と妹が一人ずつ亡くなられている状態で、男四人兄弟となっていました。兄弟仲は悪くなく、お盆やお正月には本家であるわたしの実家に、タイミングはバラバラでも皆さん訪問されていました。それも、わたしが高校生の頃までのことだったと思いますが。近年は、痴呆や認知症や介護などの個々の事情もあって、その限りではなかったので。

亡くなっているわたしの祖父は長男で、今回亡くなられたのは次男の方でした。兄弟の中で年齢も近かったからか、祖父と次男さんは四人兄弟の中でも特別仲が良いように見えたというか、次男さんが祖父のことを兄としてかなり慕っていた気がします。

祖父が亡くなった後、次男さんが実家の仏壇によくお参りに来られていたことを覚えています。その後しばらくして、次男さんは加齢と共に痴呆症になってしまいました。

祖父から聞いた次男さんの話に、三味線の話があります。祖父と次男さんが一緒に三味線を習い始めたところ、次男さんの方が早く上達したんだったかのめり込んだのだったかとにかく腕を上げられたそうです。そのまま次男さんは三味線の道に進まれました。

昨今は、そういった趣味や技術のある人でも痴呆症になってしまうのかもしれませんが、やはり自分の兄・わたしの祖父がいなくなった喪失感が大きかったんだろうなぁ、と思ってしまいます。

生存していた兄弟の中で、次男さんだけは実家から少し離れた別の町にお住まいでした。でも、葬儀や火葬は次男さんの地元・生まれ育った実家のある町、もっと言うと、どちらもわたしの祖父の時と同じ場所で執り行われました。他にも事情があったのかもしれませんが、ご家族の方は次男さんのことを思ってそうされたのかなぁ、と思ってしまいます。

 

他にもいろいろ書きたいような、書きたくないような、この辺でもういいような、此れ以上書くと身バレするような。いや、既に親戚が読んだらモロバレるくらい特殊な情報満載なわけですが。

それにしても、なかなか増えない親戚が、当時あんなに元気にしていた親戚が、こうして一人ずつ亡くなられるのは仕方ないことですが、寂しいです。

次男さんが亡くなってよかった、とはあまり思いたくないですけど、あの世で祖父と久々に会うことができたのかな、と思うと、よかったような気もします。

次男さん、優しくて、お年玉がいつも一番沢山入ってる家で、兄思いで、いいおじさんでした。どうか安らかに。