君と旅をした、夢のような時間

田舎のオタクが長文を書く場所

朗読劇「朝彦と夜彦 1987」

この記事の一つ前に喫茶ポルノの記事を書いたんですが、その同日、15時より渋谷にて朗読劇を鑑賞してきました。

朝彦と夜彦のチケットの申込みをしたのは、この次に書く予定の青空の朗読劇のチケットが取れて東京に行くことになり、じゃあ同じ日のこの朗読劇も見てみたいなぁ、という軽い気持ちと、六月末に生で見た文ステ、で初めて知った窪寺さんの、文ステ以外の演技も見たいなぁ、という気持ちがあったからでした。青空までの空き時間に、谷口さんと窪寺さんの回の朗読劇、という素晴らしい予定を偶然にも入れることが出来てラッキーでした。

 

高校時代、朝彦は同じ苗字で出席番号が一つ違いの夜彦の面倒を見ることになり(放っておけない性格のため)まぁいろいろ苦労したことを、大人になった現在、教師として働いている朝彦が語り手となって語る、という朗読劇でした。

興味深い設定やストーリーで面白かったんですが、わたしには少し難しい内容だったかな、と今思います。役者さんたちの演技がすごくて、あまり内容が頭に入っていない感じがします。朗読劇、という一般的なイメージとは少し違い、朗読舞台劇、といった感じで、結構動いたりもされました。

話の流れ?雰囲気的に?きっと夜彦はもう死んでしまっているんだろうなぁ、と思っていたんですが、死んだ、という明確な表現もなかったような……。聞き漏らしているだけだったらすみません。夜彦の生死は自由に想像してよい、ということなのかな、と終了直後は思っておりました。なのでわたしは、夜彦は生きている方で想像しておりましたが、今になって思うと、雰囲気や空気を察すると、きっと夜彦は朝彦のように生きてはいないのかも、と思います。

内容があまり頭に入っていないせいで、これ以上ストーリーについて語れそうにないので、役者さん個々について書いて終えようと思います。

 

■谷口さん

生のお芝居を見るのは初めてでした。文ステ黒の時代はdアニで見ていたので、演技に関しては期待しておりました。

進行役の朝彦として、物語と夜彦をしっかり導いて下さいました。

 

■窪寺さん

文ステの時も、少しやり過ぎでは?と思うこともありました。そのくらい、演技のふり幅の大きい人だなぁ、と思っていましたが、この朗読劇でもすごかったです。

躁うつ病の夜彦という人間を、しっかり演じ分けておられました。躁状態の夜彦も、うつ状態の夜彦も、どちらの演技もすごかったです。

 

本命のチームを見ることができて良かったとはいえ、他のチームも見てみたかったなぁ、と思いました。