君と旅をした、夢のような時間

田舎のオタクが長文を書く場所

「オタクに恋は難しい」

※この記事には映画のネタバレがあります

 

最近、全然映画見ていなかったっけ!?とブログを振り返ってみて思ったんですが、どうやら全然見ていなかったというか、いや、最後に見たのはすみっこちゃんの映画です!

が、どうやら感想を上げていなかったみたいですね……。すみっこちゃんが、ゆるキャラが好きなのに……。なんで書かなかったんだろう……。あんなにゆるくて可愛くて、感動したのに……。

すみっこ感想書かなかったことも悔やんでおりますが、とりあえずオタ恋の感想いきます!

ちなみに、わたしはオタ恋に関しては原作にほんのり触った(電子書籍サイトの無料試し読み部分に目を通した)だけの非原作厨ですので、原作との比較は一切行えません。

そんな奴が、なぜ公開初日に正規料金で観に行ったかというと、推し作品の小道具としての映り込みチェックと、斎藤工菜々緒の眼福カップルを楽しみたいからでした。

 

原作をほぼほぼ知っていないので、これは原作にあるシーンなんだろうか??という疑問だらけでした。肝心の最後のシーンでどんな風に物語が締められたか、そのセリフもすっかり忘れてしまいましたが、オタクがゆるく楽しむ分には、まぁ、ぼちぼち、でしたかね。

あんスタと文ストが好きな方にはぜひ観に行ってほしいと思います。レディースでもなんでも、サービスデーでよいので。高畑充希の、女性向けオタク作品の小道具で、一番使われていたのがこの二作品だったと思います。

特に、座椅子にかけられた太宰さんの布……。いや、あれはもはやアウトのような気がしますが……。どんなシーンも全て太宰さんに持っていかれてしまうので……。

あと、高畑充希があんスタの分厚いオフィシャル本……わたしの本棚にもあるやつ……(名称忘れた)、を開いて眺めているシーンがあったんですけど、ハピエレさんの許可が下りなかったのかもしれませんが、開いていたページがトリスタのプロフィールページで、リアリティに欠けるなぁと少し残念に思いました。

オタクはわざわざ休日にあんな分厚い本を開いて、推しのプロフィール確認しないよ……。もう少し中の方のページを開いてほしかった……。

途中、高畑充希のミュージカルが始まったとき、なんだか見慣れたオレンジ色の質屋さんが映り、「……この質屋、まさか、サンシャイン通りの??」と思いながらミュージカルを見守っていると、最終的に高畑充希が駆け込んだ先がメイトの池袋本店(扉は文ストのラッピング)で、やっぱりか!!と思いました。

ビッグサイトもですが、東京に遠征によくいくオタクとして見慣れた場所がいろいろと映ったのは面白かったです。

 

あとは、山﨑賢人が彼女の趣味に寄り添おうと頑張って、アニオタ部屋を作り出したタペストリーの中に、FGOのアストルフォくんがおりましてね……。確かに、ピンク髪のかわいらしい子だけど、その子、男の娘だよ??それでよいのか??わかってて起用してんのか??と思いました。あんスタと文ストが多い印象でしたが、そういえばFGOもよく使われていました。

お目当ての眼福カップルは、登場シーンがかなり少なくてびっくりしました……。菜々緒が普通に歌上手かったのもびっくりしましたが。

ツイッターで呟かれている方もいましたが、この二人だけを目当てに観に行くのはかなり危険です……。サービスデーに行ってください。

ただ、斎藤工の「俺の女」「似合ってる」のセリフはよかったですよ!!わたしの好きなセリフです!!

 

なんだろう、高畑充希周りに関する話ばかりになりましたが、でも演技力はすごいと思いました。わたしには普通に腐女子に見えましたし、いろいろと弾けて?吹っ切って?演じてもらえたのでは、と思います。

こんな終わりの方になってしまいましたが、路線バスの中でさらっと梶くんの名前を出したところも普通にオタクっぽくってすごかったですし、突然梶くんの名前が出てきてびっくりしました。

役者さん、皆さん歌が上手かったんですが、高畑充希が終盤で思い悩むシーンもミュージカルにされていたのが何かちょっとというか、歌ってねえで真剣に考えろよってツッコミたくて仕方がなかったです。

 

まぁ、こんなところですかね。非原作厨のオタクが、緩く楽しむ目的で見る分にはぼちぼちの映画でした。可もなく不可もなく。映画を見て、原作が気になった!という感情も、あんまりないんですが。

あんスタと文ストがあんな形で全国の劇場のスクリーンに映し出される日が来るとは思いませんでしたが、できればわたしの推しも映してほしかったな!!という心残りはあります……。文ストの森さんは難しくとも、あんスタのSwitchはワンチャンあるかな、と思っていたので……。ありませんでしたが。