君と旅をした、夢のような時間

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舞台「犬神家の一族」

2017年4月23日・24日の、舞台の覚え書きです。

 

先週の日曜日と月曜日に、ヘロQさんの舞台「犬神家の一族」を観てきました~!!

本当はもっと早くにブログを更新したかったのですが、今日まで時間がなくて……。しかも今日が千秋楽だったので、気になった方はDVD買ってください!としか言いようがないんですが、感想書きます。

 

ヘロQさんの舞台を観るのは、今回が初めてでした。いつどこで最初に情報を手に入れたのかあんまり覚えてないんですが、確か野島さんのツイッターだったと思います。野島さん、犬神家の舞台か~~と思っていたら、野島さんと森田さんのWキャストであることを知って、たまたまお二人ともわたしの大好きなキャラの声優さんだったので、これは観に行っちゃう?行くしかない?と思って、チケット一般発売日にネットで購入して、野島さん回と森田さん回を両方とも観に行ってきました。

 

有名な作品ですが、わたしは犬神家を知らなかったので、舞台に行く前に勉強せねば、と思ってツタヤで犬神家のDVDを借りて勉強しました。1976年版と2006年版と見ましたが、個人的には1976年の方が好きです。

映画を見てみますと、知らなかっただけでまぁかなり好みな作品でした。映画、舞台と見たので、原作小説もそのうち読んでみたいと思うくらいにはファンになりました。いろいろな愛の形がある、奥深い作品です。

 

映画で予習をバッチリ済ませていたので、大体の話の流れはわかっておりました。映像では可能でも舞台では表現が難しいところがたくさんあったので、舞台用に上手に脚本をアレンジされたなぁと思いました。

映画で好きなシーンの一つでもあった、おはるさんが金田一に美味しかったものを質問するシーンがなかったのはちょっと寂しかったですが、映画でも省略されていた静馬の母が琴の先生で重要参考人になる設定が生かされていたのはよかったです。

出入口が舞台上にたくさんあったり、舞台装置が回転してシーンが切り替わったり、舞台の中央に穴が開いて退場口になっていたり、映像をパネルに映し出し、舟の小道具を用いて湖を再現したり、客席の通路も使用されたりと、すごい舞台でした。

日曜日に野島さん回を観た時は後ろの方の席だったので眺めるだけでしたが、月曜日の森田さん回の席はわりと前方で、なんと真後ろが通路だったため、すぐ後ろを関さんが駆け抜けたり、関さんと中尾さんが演じながら移動されるという貴重な体験をしました。

 

野島さんの佐清は優しい感じ、森田さんの佐清は勇ましい感じで、今回はお二人とも好きな役者さんだったから観に行ったわけですが、Wキャストは両方観てこそ価値があるなぁ、と一丁前に思ったりしました。

決して贔屓目ではありませんが、映画も観て、わたしの中での佐清は優しい青年のイメージだったので、野島さんの佐清の方が好きでした。が、森田さんもよかったですよ!悪かったわけではないです!

 

ヘロQさん、10月にも舞台をされるとのことで、またご縁があれば遊びに行きたいなぁと思いました。